『旅の窓』

教は沢木耕太郎さんが執筆した『旅の窓』を紹介します。

私は、基本家から出るのさえおっくうなぐうたら人間で、

旅行が嫌いという特殊人間です。

 

なのに、なぜこの書籍を

ビジネス書分析のブログなのにご紹介するかと言うと、

もしかしたら『人生はワンチャンス!』を参考に

出版したのではないかと思ったからです。

 

 

 

 

■タイトル

『旅の窓』

これはうまい!

ただただ、うまいとしか言いようがありません!!

だって、カメラ=窓の比喩ですよ!?

カメラなんて、写真を撮る機械で、

ガラケーに取って代わられ、

スマホに取って代わられたイメージしかありませんでした。

それを、特別な表現で記した沢木さんか編集者さんのうまさが際立ちます。

 

■著者

沢木耕太郎

ノンフィクション作家様ですね

いつか小説家になりたい私が尊敬する方です

 

■本のテーマ

旅行先をより「旅」に見せる。

キーワードは「別視点」ですね。

旅に行っても特別な発見をできる人はなかなかいません。

旅をどれだけ旅として扱えるか、その視点の広さや特異さが必要になってきます。

それを上手く表現したのが、この書籍になります。

 

■想定読者

これは、かなり幅広いですね。

旅行好きな方で、老若男女の方が買ってもおかしくない書籍です。

10万部は超えているのではないでしょうか。

100万部を超えていたらすみません(泣)。

男性対女性は40:60

年齢層は30代女性が一番多いと予想します。

 

■工夫ポイント

本は文字媒体という形に全くとらわれていませんね!

本なんて、あくまで情報媒体で実際は16ページで1000円くらいとってもいいはずです。

それだけの価値があると、読者の方が認めていただければという条件付けになりますが……。

 

■読んでみて

読んでみて思ったのは、身近なことをもっと特別なものとしてみよう!

全然ビジネス書の分析になってませんが、目の前のパソコンだって、

どういう歴史から生まれたのか、なぜここまで発展したのか、

たくさん考えることがあります。

 

よく海外旅行で人生観が変わったとか、世界観が変わったという人がいますが、

それだと羽田空港とか偉人ばかりですよね!

毎日空港を拝まなきゃ、罰当たりというものです。

さぁ、みんなも一斉に祈りましょう!

 

実際、海外旅行へ行ったことがきっかけで人生観が変わって外資コンサルへ行った後大企業の副社長に就任した方がいらっしゃるので、その方は神様ですね!

 

 

旅の窓 (幻冬舎文庫)