『思考・論理・分析』

いい加減、ロジカルに考えなきゃいけないですね。

直感で考える癖をなくさないと、説得できないまま終わってしまいそうです。

コミュ障だし、説明がすごい苦手だから、ロジカルシンキングを身に着けたいところです。

 

 

 

 

 

■タイトル

思考・論理・分析 「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

テーマとしては、頭の中でのことですね。

説明以外のすべての論理思考ということだと思います。

実践を入れているところも、役立ちそうなイメージがすごく伝わります。

 

■本のテーマ

キーワードは「正しい」です。

正しいって何だと思いますか?

論理的に正しくても、意味が間違っていることはあります。

その理由を詳しく解説しているので、興味があったら是非読んでみてください!

正しいと間違いが両方とも同時にあり得るので、正しさを理解しようね!!

 

■想定読者

ハードカバーで見た目は難しそうなので、5000部ではないでしょうか。

内容は素晴らしいものになっているし、書店によく置いてあるのでもっと売れている可能性は大いにあります。

男性対女性は80:20。

難しい装丁なのに、具体例が非常に簡単で、著者の波頭さんの頭の良さが際立っています。

 

■工夫ポイント

一貫して説明→具体例→まとめといった、SDS法を準拠しています。

論理的なものを文章のありかたとして説明しているのは、しっかりしていると思います。

具体例の簡単さがあるからこそ、内容が分かりやすいものになっているのですね!

 

NewsPicksで南場さんとお話しされていたとき、波頭さんは論理思考の問題で過去最高得点をとったことが記されていました。

やはり、天才はどこか違うのかもしれませんね。

天才になりたい

 

 

 

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

 

 

 

 

『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』

 

論理って何だと思いますか?

ロジカルに思えても、結局それって主観じゃない? って思ってしまいます。

って、結局そもそも論理ってなんなんですか

 

 

 

 

■タイトル

そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの? —考える力が身につく「数学的思考」の授業—

そんな疑問を代弁するかのようなタイトル。

あの10万部超え作品、文響社さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 』と似たような質問系タイトルで、会話形式です。

ちなみに、こちらはストーリーで、文響社さんはストーリーではないですね。

論理思考の取っ掛かりがわからない初学者向けのタイトルです。

「論理」がわからない人ではなくしているので、知識だけはあるけど、という人対象でしょうか。

疑問にサブコピーで答える方法をとっています。

 

■本のテーマ

キーワードは「数学」です。

MECEなどの知識がない代わりに、数学でしっかり説明しています。

数学が好きなので楽しく読めました!

小職は好きな科目が数学と化学と物理なのに、色弱だから文系に行けと言われ、文系に行ってしまいました。理系行きたかったー!!

 

■想定読者

20代と女性が多くなっているはずです。

1万部でしょうか、おそらく広く売れていると思います。

男性対女性は60:40かな?

 

■工夫ポイント

ところどころでギャグを入れて飽きさせないつくりになっています。

表はしっかりした作りのようなイメージを与える役割を担っていますね!

文響社『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 』と違い、地の文が入っているが、丁寧語です。

これ作るの相当大変だったんではないでしょうか。

ストーリーだから、文響社よりも作るのが難しそう。

 

論理って数学なの?

校正しに行ったはずなのに、企画で3時間以上かけて校正がほとんどできないまま、用事に行ってしまいました!

仕事しなきゃ!!

 

 

 

そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?

『編集者という病い』

週に6回ジムに行きたいと思いながら、

ジムへ行ったことのない新人編集者です。

 

あぁ、外へ出なきゃ。

 

 

時々、機会を見つけて外出しなさい。

そして、リラックスしよう。

外から帰ってくると、

あなたの判断はより確かなものになります。

いつも仕事にへばりついていると、

あなたは、判断力を失ってしまいます。

Byレオナルド・ダ・ヴィンチ

 

あぁ、海外旅行行った方が良いのかなぁ。

昨日の記事はもう忘れました!

 

そういえば、パスポートってどうやって取るの?

 

■タイトル

『編集者という病い』

見城さんの書籍は、

基本的に見城さんの名前で流行らせることを狙っているように感じます。

私もタイトルは100個くらい考えますが、

わかりにくいものは全部没にしていくので、

これで出す見城さんは本当にすごい!

 

■本のテーマ

キーワードは「病気

タイトル通りです。

病気になるくらい本気になっているか、のめり込んでいるか

人生に対して本気になり、仕事に対して本気になり、人に対して本気になっているか。

それは病気のようなものですね。

 

■想定読者

作家、著者、編集者、出版社の方と見城さんファンです。

かなり読者層を絞っています。

秋元康さんが宣伝されてからもう一度売れたそうなので、

8万部くらいと予想します。

男性対女性は8:2くらいでしょうか。

 

■工夫ポイント

見城さんが関わってきた著者の方たちのお名前が

目次に入っているだけで、

好きな方だけでも読みたくなりますよね。

これは、目次に特に力を入れた作品になっています。

 

■読んでみて

死ぬほど働きたい!

今まで投資していたのに、全然見る余裕がないくらい仕事にはまってます!

今まで日経225のLarge3枚とかだったのに、今ではmini5枚

意味わかんないですよね

投資は負けるっていうけど、勉強してリスク管理をしっかりすれば負けないですよね。

 

ちなみに、私は今年、負けています

 

見城さんくらい何かに本気になって、

今の会社を最強にします!

 

 

編集者という病い (集英社文庫)

『旅の窓』

教は沢木耕太郎さんが執筆した『旅の窓』を紹介します。

私は、基本家から出るのさえおっくうなぐうたら人間で、

旅行が嫌いという特殊人間です。

 

なのに、なぜこの書籍を

ビジネス書分析のブログなのにご紹介するかと言うと、

もしかしたら『人生はワンチャンス!』を参考に

出版したのではないかと思ったからです。

 

 

 

 

■タイトル

『旅の窓』

これはうまい!

ただただ、うまいとしか言いようがありません!!

だって、カメラ=窓の比喩ですよ!?

カメラなんて、写真を撮る機械で、

ガラケーに取って代わられ、

スマホに取って代わられたイメージしかありませんでした。

それを、特別な表現で記した沢木さんか編集者さんのうまさが際立ちます。

 

■著者

沢木耕太郎

ノンフィクション作家様ですね

いつか小説家になりたい私が尊敬する方です

 

■本のテーマ

旅行先をより「旅」に見せる。

キーワードは「別視点」ですね。

旅に行っても特別な発見をできる人はなかなかいません。

旅をどれだけ旅として扱えるか、その視点の広さや特異さが必要になってきます。

それを上手く表現したのが、この書籍になります。

 

■想定読者

これは、かなり幅広いですね。

旅行好きな方で、老若男女の方が買ってもおかしくない書籍です。

10万部は超えているのではないでしょうか。

100万部を超えていたらすみません(泣)。

男性対女性は40:60

年齢層は30代女性が一番多いと予想します。

 

■工夫ポイント

本は文字媒体という形に全くとらわれていませんね!

本なんて、あくまで情報媒体で実際は16ページで1000円くらいとってもいいはずです。

それだけの価値があると、読者の方が認めていただければという条件付けになりますが……。

 

■読んでみて

読んでみて思ったのは、身近なことをもっと特別なものとしてみよう!

全然ビジネス書の分析になってませんが、目の前のパソコンだって、

どういう歴史から生まれたのか、なぜここまで発展したのか、

たくさん考えることがあります。

 

よく海外旅行で人生観が変わったとか、世界観が変わったという人がいますが、

それだと羽田空港とか偉人ばかりですよね!

毎日空港を拝まなきゃ、罰当たりというものです。

さぁ、みんなも一斉に祈りましょう!

 

実際、海外旅行へ行ったことがきっかけで人生観が変わって外資コンサルへ行った後大企業の副社長に就任した方がいらっしゃるので、その方は神様ですね!

 

 

旅の窓 (幻冬舎文庫)

 

『憂鬱でなければ、仕事じゃない』

こんにちは!

 

このたびの分析は

私の勝手な解釈になっています。

部数、男女比、年齢構成比等は

全て想像上のものになっていますので、

あらかじめご了承ください。

 

 このたびの書籍は、

出版といえばこの人、

編集者といえばこの人と言われる見城徹さんと、

麻雀も強くて最年少上場を達成した藤田晋さんの

共著になります。

 

いつかこのお二人にお会いするために、

売れる書籍を作ってご挨拶に伺いたいものです。

 

 

 

 

 

■タイトル

『憂鬱でなければ、仕事じゃない』

見城さんの名言、「憂鬱でなければ、仕事じゃない」。

マイナス思考でできている私の心に、

すとんと入ってきました。

見城さんと藤田さんは、編集者や起業志望の方であれば

お二人とも知っているはずなので、

著者のお力が強く働いているのではないでしょうか。

 

■著者

見城徹藤田晋

幻冬舎代表取締役サイバーエージェント代表取締役社長のお二人です。

新人編集者の私から見れば、お二人とも天才に見えますが、

努力量も圧倒的であり、天才は努力に支えられているのだと実感しました。

 

■本のテーマ

この書籍のキーワードは「極端」だと思います。

やるからには徹底してやれ、やらないのならやるな。

仕事においても、命懸けでやるからこそ成果が出る。

どこかで甘えた人には何も訪れないという、かなり厳しい内容になっています。

現在のゆとりの方向けへの内容とは

一線を画しています。

 

■想定読者

本書籍も作家、作家志望者、編集者が主となる読者だと思います。

または、起業したい方や著者のファンということになるのではないでしょうか。

お二人のファンは広いですが、

勝手な偏見として男性が非常に多いのではないでしょうか。

2対8くらいで、女性対男性となっているかもしれません。

対象読者は広く、著者の方も有名でありますが、

テクニック論や単著の自己啓発に比べて売りにくそうに感じます。

それでも、売り上げは相当なものではないでしょうか。

単行本を含めて、30万部と予測しています。

 

 

■工夫ポイント

見城さんの自筆の言葉を入れることで、この書籍への思い入れを感じることができます。

病気を治す書籍であれば、患者さんの声を入れることがあるので、そちらと似たような効果を狙ったのでしょうか。

やることを極端にすることで、読者の方が「そこまでやらないといけないのか、よし私も頑張ろう」と思えるような内容にするように、一貫しています。

 

■読んでみて

お二人ともやることがすごい!

圧倒的努力を人は運というって、もはや努力ありきの結果だと思います。

成功する方で、考えられないほどの努力をしていない方はいるのでしょうか。

イーロン・マスク氏は週に100時間働けと言い、

堀江貴文氏は、散髪や風呂に入る時間すら仕事に当ててました。

人知を超えた努力をしていない人で、

圧倒的な成果を出している人はいるのか、正直分かりません。

 

が、この方たちのように、圧倒的努力を重ねたいと思います。

 

意識が一気に変わるので、ぜひ、ご一読を!

 

 

 

 

憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫)

『面白ければなんでもあり』

こんにちは!

 

このたびの分析は

私の勝手な解釈になっています。

部数、男女比、年齢構成比等は

全て想像上のものになっていますので、

あらかじめご了承ください。

 

 このたびの書籍は、

ラノベ界で伝説の編集者である、三木一馬さんの執筆された

書籍になっております。

 

 

■タイトル

『面白ければなんでもあり』

タイトルは分かりやすさが一番。

しかし、意味が分かりにくいものとなっています。

そのため、後サブで「発行累計6000万部――とある編集の仕事目録(ライフワーク)」と入れて、こちらで分かりやすさを出しています。

タイトルはキャッチ―さを優先しているように思います。

 

■著者

三木一馬

ラノベ好きなら全員知っている作品を多く出しています。

このような編集者になりたいです。

 

■本のテーマ

タイトルの「面白ければなんでもあり」という言葉は、あくまでも主語が「読者」になっています。

編集者が面白くても、著者が面白くてもいいわけではなく、読者が面白いと感じなければならない。

そのために、著者の最大限の力を引き出せる方法を型にはめるのではなく、千差万別の方法で打ち合わせやストーリー展開、主題を決めた方が良いということになっています。

本書籍のキーワードは「読者が楽しむ」ということだと思います。

 

■想定読者

作家、作家志望者、編集者が主となる読者だと思います。

読者をかなり絞っているので、おそらく売り上げは1万部で男性と女性の比率は8対2ではないでしょうか。

内容が良く、cakes(https://cakes.mu/)で何度もご紹介されていたこともあり、

もっと売れている可能性を大いに秘めています。

 

■工夫ポイント

「はじめに」の前で、SAOのセリフ付きの『ANIME EXPO』での話が載っています。

ラノベ編集者ではない方がSAOを知っているのかは分かりません(私はオタクなので読みました)が、世界中から人が集まっているイベントの中心を担ったというスケールの大きさを出すことで、「憧れ」を生み出している入り方となっています。

構成は、①面白い本の作り方②三木さんの歩み③編集者としての総まとめとなっています。最初と最後に、編集者以外の人が興味を持つ内容にして、入りやすくしています。編集者としては、②が一番読みたい内容になります。

 

■読んでみて

三木さんのすごさが分かる書籍となっています。

当書籍に本の作り方がありますが、この本自体もかなりの工夫がなされていると思います。

目次の流れから、三木さんの圧倒的努力や工夫、人生観を描いたものになっています。

マーケティングの内容も詳しく知りたかったですが、非常に満足できる作品です。

ぜひ、ご一読を!

 

 

 

 

面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録

このブログについて

訪問ありがとうございます!!

 

ビジネス書の新人編集者です。

本を出版することを夢見て、10万部を超える本を作ることを夢見て、

このブログを作成いたしました。

 

私が興味を持った書籍について、

自身の解釈を踏まえて独断と偏見に満ちて、

勝手に分析させていただきました。

 

書いてある無いようについては予測ばかりですので、

ほとんど合っていないと思いますが、

売れる書籍作成のために分析しておりますので、

アドバイスや、ここを直した方が良い等のアイデアがありましたら、

ご返信いただければ嬉しく思います。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

新人編集者