ヨガ友
長友さんが書かれた『ヨガ友』はかなり工夫がされている。
最初に、どれだけヨガ友が素晴らしいかを伝えることで、
読者との接点を作っている。
初めの運動に入ると、
「基本の動き」が書いてあり、これだけでも覚えればいいということになっている。
簡単さ+ベネフィット
をうまくつくった、素晴らしい書籍だ。
塩狩峠
日本一、世界一泣ける小説
読まなきゃそんです!
塩狩峠
日本一、世界一泣ける小説
読まなきゃそんです!
『マッキンゼー流 入社1年目のロジカルシンキングの教科書』
外資系コンサルってだけで、相当すごいですよね
名前を見ただけで憧れが出てきます。
その中でもマッキンゼー!
どうでもいいですけど、兄からGSでバイトしている人がいるってメッセージが来たので、ゴールドマン・サックス? って聞いたら、ガソリンスタンドでした。
完全に勘違い!!
■タイトル
マッキンゼーという名前だけでかなり重要ですね。
外資系コンサルの~という本もあるように、外資系コンサルはビジネス書読者への強いメッセージ性を持っています。
■本のテーマ
キーワードは「クリシン」です。
クリティカルシンキングとロジカルシンキングの組み合わせ。
正しく、批判的に見ることができれば、物事を正しく判断できるということです。
■想定読者
読者層は30代後半男性が中心だと思います。
男女比は7対3
■工夫ポイント
すみません、今回はあんまりわからなかったです
クリティカルとロジカルを繰り返しているだけです
MECEなどの用語は後の方に出てきたので、スキルよりも読み物としての方が強いと思います。
このシリーズの問題解決が12万部で、シリーズ累計15万部だから、この本は3万部だと思いますが……。
売らせる工夫が分かる方いらっしゃれば、教えてください。
『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』
東大に落ちた負け犬が、小生新人編集者です。
あと20点という全然足りない差。
ランクはBでした。
理系の人はみんなあと数点というのに、2桁という大きな差。
東大行きたかったー!!
■タイトル
あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか —論理思考のシンプルな本質—
タイトルだけだと意味が分からないけど、これも後サブで論理思考の内容にしてますね。
タイトルは論理思考ですが、これは著者の影響か発想法に寄っています。
このタイトルにした編集者の力がかなり効いた作品になっていると思います。
■本のテーマ
キーワードは「発想」です。
いかに良いアイデアを出すか、直感に頼らず網羅的に論理的に生み出す方法を提示しています。
ロジカルの強みは、順序立てて発想できることだと改めて理解する内容です。
■想定読者
これは相当話題になり、タイトルのキャッチ―さもあって、6万部ほど行っているのではないでしょうか。私が就職してからすぐ話題になりました。
男女比は8対2
こちらも若い層はあまりおらず、30代が3割くらいいると思います。
■工夫ポイント
これはタイトルと、装丁が優れています。
そして、内容も成長感を味わえる面白いつくりになっています。
読んでいくうちに、東大卒に勝てる力をどんどん手に入れている気分になってくるのです。
スキル本というより、読み物として人気だったのだと思います。
こんなスキル本作りたい!
東大卒に勝つんじゃなくて受かりたかった!!
『頭がいい人の「論理思考」の磨き方』
ここまで来たんだから、論理思考が少しでも身についたと思います!
投資で完全テクニカルの論理的思考でやっているんだから、なんとかしたい!!
投資のためにも論理思考を身に着けます。
この3カ月で450万損したからなぁ……。
■タイトル
頭がいい人の「論理思考」の磨き方
全く頭が良くない私も、この本を読んで頭が良くなりました笑
というのは置いておいて、論理思考さえ身に着ければ実際、頭がよくなるのだと思います。
結構読者を選びそうなタイトルですよね。
■本のテーマ
キーワードは「ツール」です。
論理思考をいかにして身に着けるか、かなり基本的な内容になってます。
問題を付け加えることで、難しくなっています。
問題が入っているため、読者をかなり選びそうですが、非常に面白そうです。
■想定読者
これだけで、相当売れているのだと思います。
2万部かな?
男性対女性は、70対30で、普通のビジネス書と同じ!
年齢は30代が一番多いと思います。
■工夫ポイント
過去2作品をまとめたものになっていますので、内容はあまり変えていないそうです。
しかし、オリンピックの事例があったりして新しさも出ています。
問題も解きやすいもので、あまり読者の負担にならないようにしています。
基本的なMECEや演繹法帰納法、So What法などがあって、すべて抑えています。
思考ツールいっぱいあるけど、それってマーケティングでMECEを使う以外に、他のタイミングで実践方法はあるんでしょうか。